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〒110-0013 東京都台東区入谷1-2-3 K・Kビル6階

2級建築士平成25年 構造

問1

図のような断面のX軸及びY軸に関する断面二次モーメントをそれぞれIx、Iyとしたとき、それらの比Ix:Iyとして、正しいものは、次のうちどれか。

CEO















  Ix :  Iy
1.3 : 4
2.9 : 13
3.9 : 26
4.1 : 3
5.1 : 9





回答
2.X軸 6l×6l^3 / 12 - 2l×6/^3 / 12 = 864/12 = 72 (l^4省略)
  Y軸 6l×6l^3 / 12 - 6l×2l^3 / 12 = 1248/12 = 104 (l^4省略)
  72 : 104 よって9 : 13

問2

図のような長方形断面を有する木造の梁のX軸についての許容曲げモーメントとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、梁材の許容曲げ応力度は、12N/mm^2とする。

CEO















1. 6 kN・m
2. 9 kN・m
3. 12 kN・m
4. 18 kN・m
5. 27 kN・m





回答
4.Z × σ = 0.1×0.3^2 / 6 × 12000 = 18kN・m

問3

図のような外力を受ける3ヒンジラーメンにおいて、支点A、Bに生じる水平反力HA、HB及び鉛直反力VBの値の組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、水平反力の方向は、左向きを「+」とし、鉛直反力の方向は、上向きを「+」、下向きを「−」とする。

CEO
















   HA   HB    VB
1. 0kN  +4kN  +4kN
2.+2kN  +2kN  +4kN
3.+2kN  +2kN  -3kN
4.+2kN  +2kN  +3kN
5.+4kN   0kN  +4kN





回答
5.ピンより左側のつり合い HA=4kN
  ピンより右側のつり合い HB=0kN
  全体モーメントA点のつり合い 16-2HB-4VB=0 VB=4kN

問4

図のような外力を受ける静定トラスにおいて、部材A、B、Cに生じる軸方向力の値の組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、軸方向力は、引張力を「+」、圧縮力を「−」とする。

CEO















    A    B     C
1.+3√2kN  -4kN  +3√2kN
2.+2√2kN  -3kN  +3√2kN
3.+2√2kN  -4kN  +3√2kN
4.-2√2kN  +3kN  -3√2kN
5.-3√2kN  +4kN  -3√2kN





回答
1.AとBを通る部分で切断 Aの上をDとするとモーメントのつり合いより
  -2B-4-4=0 B=-4 2D-2=0 D=1 2+√2A-4-4=0 A=+3√2


問5

図−1のような単純梁を図−2のように、等分布荷重w(kN/m)を変えずに、
スパンl(m)を2倍にした場合に生じる変化に関する次の記述のうち、最も不適当なものは
どれか。ただし、梁は、自重を無視するものとし、材質及び断面は変わらないものとする。

CEO















1.A点のたわみ角が4倍になる。
2.B点のたわみが16倍になる。
3.A点の鉛直反力が2倍になる。
4.最大せん断力が2倍になる。
5.最大曲げモーメントが4倍になる。





回答
1.たわみ角は8倍

問6

長柱の弾性座屈荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.弾性座屈荷重は、材料のヤング係数に比例する。
2.弾性座屈荷重は、柱の断面二次モーメントに比例する。
3.弾性座屈荷重は、柱の曲げ剛性に反比例する。
4.弾性座屈荷重は、柱の座屈長さの2乗に反比例する。
5.弾性座屈荷重は、柱の両端の支持条件がピンの場合より固定の場合のほうが大きい。





回答
3.曲げ剛性に比例する

問7

構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.建築物の地上部分における地震力に対する各階の必要保有水平耐力を計算する場合、標準せん断力係数C0は、
  原則として、0.2とする。
2.応力算定においては、一般に、地震力と風圧力は同時に作用しないものとして計算する。
3.各階が事務室である建築物において、柱の垂直荷重による圧縮力を計算する場合、積載荷重は、
  その柱が支える床の数に応じて低減することができる。
4.同一の室に用いる積載荷重の大小関係は、一般に、
  「床の計算用」> 「大梁及び柱の計算用」> 「地震力の計算用」である。
5.屋根面における積雪量が不均等となるおそれのある場合においては、その影響を考慮して積雪荷重を
  計算しなければならない。





回答
1.必要保有水平耐力を計算するときは1.0とする

問8

図のような方向に風を受ける建築物のA点における風圧力の大きさとして、最も適当なものは、
次のうちどれか。ただし、速度圧は1,000N/m^2とし、建築物の外圧係数及び内圧係数は、図に示す値とする。

CEO















1. 160 N/m^2
2. 200 N/m^2
3. 360 N/m^2
4. 400 N/m^2
5. 600 N/m^2





回答
2.風力係数=外圧係数−内圧係数=−0.4−(−0.2)=−0.2
  1000×0.2=200

問9

地盤の液状化の判定に関する下記の文中のア〜 ウに当てはまる用語の組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。

液状化の判定を行う必要がある飽和砂質土層は、一般に、地表面から20m程度( ア )の( イ )であり、
考慮すべき土の種類は、細粒分含有率が35%( ウ )の土とする。

  ア    イ    ウ
1.以浅  沖積層  以下
2.以浅  洪積層  以上
3.以深  沖積層  以下
4.以深  沖積層  以上
5.以深  洪積層  以下





回答
1.

問10

木造建築物の部材の名称とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

1.面戸板 ----- 垂木と垂木の間において、野地板と桁との間にできる隙間をふさぐために用いる板材である。
2.飛び梁 ----- 寄棟などの小屋組において、隅木を受ける母屋の出隅交差部を支える小屋束を立てるために、
  軒桁と小屋梁の間に架け渡す横架材である。
3.根太 ----- 大引又は床梁の上に直角方向に架け渡し、床板を受けるために用いる横架材である。
4.長押 ----- 鴨居の上端に水平に取り付けられる和室の化粧造作材であり、元来は構造材としての役割が
  あった部材である。
5.胴貫 ----- 2階以上の床の位置において、柱を相互につなぐために用いる横架材である。





回答
5.2階以上の床の位置において、柱を相互につなぐために用いる横架材は胴差である。胴貫は、真壁の貫のうち、腰高ほどに位置する貫のことをいう。

問11

木質構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.同一の接合部に力学特性の異なる接合法を併用する場合の許容耐力は、一般に、個々の接合法の
  許容耐力を加算して算出することはできない。
2.接合部の許容耐力は、一般に、木材の比重に影響される。
3.木材と木材の一面せん断接合において、有効主材厚は木ねじの呼び径の6倍以上とし、側材厚は
  木ねじの呼び径の4倍以上とする。
4.ボルト接合部において、せん断を受けるボルトの間隔は、木材の繊維に対する加力方向の違いに
  関係なく一定とする。
5.ドリフトピン接合において、施工時の木材の含水率が20%以上である場合、接合部の許容せん断耐力を
  低減する。





回答
4.ボルト接合部において、せん断を受けるボルトの間隔は、木材の繊維に対する加力方向が、繊維方向の場合と繊維に直角方向の場合で異なる。

問12

木造2階建の建築物の構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.2階の耐力壁の位置は、1階の耐力壁の位置の直上又は市松状の配置となるようにする。
2.風圧力に対して必要な耐力壁の有効長さ(必要壁量)を求める場合、2階建の建築物の2階部分の
  見付面積に乗ずる数値は、平家建の建築物の見付面積に乗ずる数値と同じである。
3.構造用合板による真壁造の面材耐力壁の倍率は、貫タイプより受け材タイプのほうが小さい。
4.水平力が作用した場合に生じる柱の浮き上がり軸力は、柱の位置に応じて、水平力時の柱軸力を
  低減して算定する。
5.梁、桁等の横架材の材長中央部の引張側における切欠きは、応力集中による弱点となりやすいので、
  できるだけ避ける。





回答
3.構造用合板による真壁造の面材耐力壁の倍率は、貫タイプより受け材タイプのほうが大きい。

問13

補強コンクリートブロック造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.B種コンクリートブロック造の建築物の軒の高さは、11m以下とする。
2.耐力壁の横筋が異形鉄筋の場合、耐力壁の端部以外の部分における横筋の末端は、かぎ状に
  折り曲げなくてもよい。
3.耐力壁の中心線により囲まれた部分の水平投影面積は、床及び屋根が鉄筋コンクリート造の場合、
  60m^2以下とする。
4.日本工業規格(JIS)において、空洞ブロックの圧縮強さによって区分されるA種、B種、C種のうち、
  最も圧縮強さが大きいものはA種である。
5.耐力壁の縦筋は、溶接接合によれば、コンクリートブロックの空洞部内で継ぐことができる。





回答
4.空洞ブロックの圧縮強さによって区分されるA種、B種、C種のうち、最も圧縮強さが大きいものはC種である。

問14

鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.梁とスラブを一体に打ち込む場合、梁の剛性については、一般に、スラブの有効幅を考慮した
  T形梁として計算する。
2.部材の曲げモーメントに対する断面算定においては、一般に、コンクリートの引張応力度を無視する。
3.柱は、一般に、負担している軸方向圧縮力が大きくなると、靱性が小さくなる。
4.梁のせいは、建築物に変形又は振動による使用上の支障が起こらないことを計算によって
  確かめた場合を除き、梁の有効長さの1/10を超える値とする。
5.帯筋・あばら筋は、一般に、せん断ひび割れの発生を抑制することを主な目的として設ける。





回答
5.帯筋・あばら筋は、一般に、せん断ひび割れの発生を抑制するものではない。

問15

鉄筋コンクリート構造における配筋等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.帯筋の末端部は、135°以上に折り曲げて定着させるか、又は相互に溶接する。
2.D35以上の異形鉄筋の継手には、原則として、重ね継手を用いない。
3.「鉄筋の径(呼び名の数値)」の差が7mmを超える場合には、原則として、ガス圧接継手を設けてはならない。
4.柱梁接合部内の帯筋の間隔は、原則として、150mm以下、かつ、その接合部に隣接する柱の帯筋間隔の
  1.5倍以下とする。
5.柱の出隅部分に設ける主筋は、異形鉄筋を用いる場合、直線定着としてもよい。





回答
5.柱の出隅部分に設ける主筋は、異形鉄筋を用いる場合、直線定着としてはならない。

問16

鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.鋼材に多数回の繰返し荷重が作用する場合、応力の大きさが降伏点以下の範囲であっても破断することがある。
2.H形鋼の梁においては、一般に、せん断力の大部分をウェブで、曲げモーメントの大部分をフランジで負担する。
3.細長比の小さい部材ほど、座屈の影響によって、許容圧縮応力度は小さくなる。
4.露出柱脚に用いられるアンカーボルトの設計において、柱脚に引張力が作用する場合、一般に、
  引張力とせん断力との組合せ応力を考慮する必要がある。
5.H形鋼の梁の設計においては、一般に、横座屈の影響を考慮する必要がある。





回答
3.細長比の大きい部材ほど、座屈の影響によって、許容圧縮応力度は小さくなる。

問17

鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.隅肉溶接における溶接継目ののど断面に対する許容引張応力度は、突合せ溶接による溶接継目の許容引張応力度の
  1/√3倍として計算した。
2.溶接接合において、荷重の偏心によってルート部に引張応力が生じるので、片面溶接による部分溶込み
  溶接ではなく、完全溶込み溶接とした。
3.高力ボルト摩擦接合に、日本工業規格(JIS)において規定されている、摩擦接合用高力六角ボルト、
  六角ナット及び平座金のセットを用いた。
4.高力ボルト摩擦接合において、ボルト孔の中心間の距離は、公称軸径の2倍とした。
5.一つの継手に「突合せ溶接」と「隅肉溶接」を併用したので、各溶接継目の許容耐力に応じて、
  それぞれの応力の分担を決定した。





回答
4.高カボルト摩擦接合において、ボルト孔の中心間の距離は、公称軸径の2.5倍以上とする。

問18

建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.靱性に乏しい構造であっても、十分に強度を高めることによって、耐震性を確保することができる。
2.剛性率は、各階の層間変形角の逆数を建築物全体の層間変形角の逆数の平均値で除した値であり、
  その値が小さいほど、その階に損傷が集中する危険性が高いことを示している。
3.偏心率は、各階の重心と剛心との距離(偏心距離)を当該階の弾力半径で除した値であり、
  その値が大きいほど、その階において特定の部材に損傷が集中する危険性が高いことを示している。
4.鉄筋コンクリート造の建築物において、地震力に対して十分な量の耐力壁を設ける場合であっても、
  架構を構成する柱については、水平耐力の検討を行うことが必要である。
5.鉄骨造の建築物において、保有耐力接合の検討は、柱及び梁部材の局部座屈を防止するために行う。





回答
5.鉄骨造の建築物において、[保有]耐力接合の検討は、部材の保有する終局耐力に達するまで、その部材をつなぎとめている接合部が壊れないように接合部を高めておくために行う。

問19

鉄筋コンクリート造の既存建築物の耐震改修、耐震補強等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.建築物の最上階又は最上階から複数階を撤去する改修は、建築物の重量を低減できるので、
  耐震性の向上に有効である。
2.あと施工アンカーを用いた補強壁の増設工事を行う場合、新設するコンクリートの割裂を防止するために、
  アンカー筋の周辺にスパイラル筋などを設けることが有効である。
3.柱における炭素繊維巻付け補強は、柱の曲げ耐力の向上を目的とした補強方法である。
4.耐震診断基準における第2次診断法は、梁の変形能力などは考慮せずに、柱や壁の強さと
  変形能力などをもとに耐震性能を判定する診断手法である。
5.耐震スリットを設ける目的の一つは、せん断破壊型の柱を曲げ破壊型に改善することである。





回答
3.柱における炭素繊維巻付け補強は、柱のせん断耐力の向上を目的とした補強方法である。

問20

建築材料として使用される木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.加圧式防腐処理木材は、現場で切断加工した場合、加工した面を再処理して使用する。
2.単板積層材(LVL)は、単板の繊維方向を互いにほぼ平行にして積層接着したものである。
3.木材の繊維方向の基準強度の大小関係は、一般に、圧縮> 引張> 曲げである。
4.板目材は、乾燥すると、木表側に凹に変形する。
5.インシュレーションボード、MDF及びハードボードは、繊維板(ファイバーボード)の一種である。





回答
3.木材の繊維方向の基準強度の大小関係は、一般に、曲げ>圧縮>引張である。

問21

下記のプレーンコンクリートの調合表(使用材料の絶対容積及び質量を記号で表したもの)から求められる事項と
その計算式との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

CEO

























回答
1.水セメント比(%)=水の質量W/セメントの質量C×100

問22

コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.クリープは、一定の外力が継続して作用したときに、時間の経過とともにひずみが増大する現象である。
2.プラスチック収縮ひび割れは、コンクリートが固まる前に、コンクリートの表面が急激に
  乾燥することによって生じるひび割れである。
3.ブリーディングは、フレッシュコンクリート中の練混ぜ水の一部が分離して、上面に向かって
  上昇する現象である。
4.アルカリ骨材反応は、骨材中の成分がセメントペースト中に含まれる塩化物イオンと反応し、
  骨材が膨張する現象である。
5.エフロレッセンス(白華)は、コンクリート中の炭酸カルシウムなどがコンクリートの表面に析出した、
  白色の物質である。





回答
4.アルカリ骨材反応は、骨材中のシリカ鉱物が、コンクリート中のアルカリ分と反応することにより、水分を吸収して膨張して、ひび割れを発生させる現象のことをいう.

問23

鋼材等の種類の記号とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

1.SN490C ----- 建築構造用圧延鋼材の一種
2.SS400 ----- 一般構造用角形鋼管の一種
3.SNR400B ----- 建築構造用圧延棒鋼の一種
4.SM490A ----- 溶接構造用圧延鋼材の一種
5.BCP235 ----- 建築構造用冷間プレス成形角形鋼管の一種





回答
2.SS400は、一般構造用圧延鋼管の一種である。

問24

建築材料とその用途・使用部位との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

1.窯業系サイディング ----- 外壁の仕上げ
2.化粧せっこうボード ----- 浴室の天井
3.けい酸カルシウム板 ----- 鉄骨の耐火被覆
4.ALCパネル ----- 鉄骨造の屋根
5.パーティクルボード ----- 内壁の下地





回答
2.化粧せっこうボードは内装材として用いられるが、防水性がないので浴室の天井には不向きである。

問25

建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.テラコッタは、大型のタイルの一種であり、装飾用の外装材として使用される。
2.大理石は、耐酸性に優れているので、外壁の仕上げに使用される。
3.アルミニウムペイントは、熱線を反射し、素地材料の温度上昇を防ぐので、鉄板屋根や設備配管などの
  塗装に使用される。
4.エポキシ樹脂系接着剤は、耐水性、耐久性に優れているので、コンクリートのひび割れの補修などに使用される。
5.酢酸ビニル樹脂系接着剤は、耐水性、耐熱性などが劣っているので、屋外における使用には適さない。





回答
2.大理石は、耐酸性・耐火性に乏しいので、一般に、室内の装飾に優れている。


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